二代目社長からの年賀状で学んだ思いやりとは

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夏真っ盛りの7月ですが、今日はある年に届いた年賀状を話題にしてみたいと思います。季節はずれの話題ですが、あなたが経営者でも従業員でも関係なく、一緒に考えて欲しいと思います。

ある二代目経営者から届いた年賀状

律儀なあなたは、毎年毎年欠かさず上司や同僚、後輩に年賀状を出していると思います。年齢を重ねるごとに枚数も増えてきます。

僕の友人は会社関係だけで150枚も出していると自慢をしていますが、僕自身は数年前から年賀状を出すのは昔からの友人だけにしています。10枚程度です。ビジネスにはまったく影響していません。(年賀状を出すよりもニュースレターの方がいいことを知っていますから、、、)

10年以上前に勤務していた会社でのことです。当時の上司は創業者の息子、いわゆる二代目にあたる人でした。

まだ正式に継いでいたわけではないので、その当時は営業部長という肩書きでした。ある企業に勤務していたのですが、そろそろということで入社してきました。

そしてその翌年の正月早々、僕自身とても考えさせられることが起きました。その営業部長から届いた年賀状に自筆でこう書かれていました。

「主人を助けてあげてください」

ここまで読んでくれたあなたはまだ意味不明かもしれません。だから何?状態かも知れません。

経営者と従業員の視点の違い

言うまでもなく、経営者と従業員の間には、埋まることがない溝があります。障害という意味ではなくて、生き方や考え方が180度違うと言う意味です。

さて、この年賀状ですが、送り主は営業部長の名前です。もし、本人が書くのなら「私も全力で会社がよくなるようにがんばるので皆さんで支えて下さい。」こんな文でしょう。僕ならそう書きます。

この文には従業員に対する配慮がありません。しかも自分でなくて嫁さんに書かせているということがとても残念でした。

従業員側からすると、「なんで俺たちが助けなあかんのや。安月給で毎日働いとるのに助けて欲しいのはこっちや」、「しかも本人からじゃなくて嫁さんに言わしとる」この年賀状をもらった人間はみなそう思っています。

経営者側からすると「力不足で至らない点がまだまだあるので、皆さんでしっかり支えてください」こう言いたかったのです。

経営には思いやりが必要

これは僕が独立してから学んだことのひとつです。僕自身は1人起業なので従業員はいませんから、思いやりは協力会社の人や顧客へ向かっています。

今、大変お世話になってる経営者がいるのですが、思いやりがある方です。息子である二代目経営者も、まずは従業員に感謝を述べて、自分がみんなに何を提供出来るのか、何をしてあげるのかを明確に宣言すべきでした。

実際は、自分が要求するだけでした。しかも第三者の口から言わせていました。

この記事を書いていてふと思ったことは、自分が出したものはそのまま返ってくるということです。

もし、あなたが今何かに不満なら、あなたがそれを他人に与えているからです。他人に不満を持たれるようなことをしているからです。

経営には思いやりが必要とはそういうことです。やさしくするとか、甘やかすことではありません。賢明なあなたならすでに理解されていると思います。

今回の二代目社長のことを弁解するわけではありませんが、経営者は少なからず従業員のことは考えています。従業員のこととは、給料を上げてあげたい、もっと仕事ができる環境にしてあげたい、そんなことです。

経営者をコーチングすることもあるのですが、みなさんまじめです。会社をどうしたらいいか真剣に悩まれています。

僕自身は1人での起業なので、従業員を多数抱えている彼らの悩みは、体験していなので正直理解できません。なので、コーチングで少しは役に立てればと思います。それが今の僕が出来る思いやりです。

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